2020.10.29
お天気ブログ 彦根みやげ本陣
秦荘山芋を収穫して参りました!
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滋賀の伝統野菜・秦荘山芋を収穫してきました
強い粘りと上品な甘さが持ち味。 ゴツゴツした地肌が目をひく伝統のやまいも
10月某日、天気のいい日に秦荘山芋の収穫に行ってまいりました
地元の先人たちに教えていただき、場所をお借りして
地元伝統野菜の大切さを学び、そしてご提供しようと秦荘山芋を育てております
秋晴れの爽やかな日、いざ収穫!
非常に柔らかい山芋を傷つけないように慎重に掘り起こしていきます
半日かけて1列を収穫。172本の秦荘山芋がすくすくと育ってくれました。
一面の畑を収穫されている農家さんに脱帽です。
恵みを育てることの大切さと大変さを体で学ぶ1日。
普段室内におります筆者はこの時点で翌日の筋肉痛を察知しておりました。
秦荘山芋の特徴は、なんといっても粘りの強さです。
すりおろせばお箸でとろろごと持ち上がるほどの粘り気が、上品な甘みをもたらします。
秦荘のやまいもは、滋賀県愛知郡愛荘町(旧秦荘町)で、約300年前から栽培されている伝統野菜です。もともとはお伊勢参りのみやげとして伊勢のやまいもが地元に持ち帰られ、栽培されたのが始まりと伝えられており、長年の研究と改良の結果、現在の姿になりました。土壌の関係なのか、旧秦荘町内でも、安孫子、北八木、東出という限られた地域でしか生産できず、他の地域では同じような粘りがでないといいます。
今回収穫した山芋はこれから乾燥させヒゲと泥を落として、土産本陣の店頭にて販売致します。
帰ったらすりおろした山芋をご飯にかけて食べたい。
醤油をたらそう。
お好み焼きに入れるのもいい。
お蕎麦もいい。そんな話で盛り上がる帰り道。
伝統が守り育てたこの秦荘山芋は、この時期、この地でしか食べられない味わいです。
美味しく食べていただけるよう丹精込めて育てた秦荘山芋、ぜひお買い求めください♩
準備出来次第、土産本陣の店頭にて販売致します。
またその頃に告知致しますね♩