2018.07.07
お天気ブログ
彦根城のひみつ「雨水の排水」
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7月7日(土)七夕 彦根のお天気 雨
昨日の終日の大雨が落ち着き、小雨の雨の彦根です。
運転を見合わせていたJR琵琶湖線また高速道路の通行止めは現在解除されてますが、下記の影響がでています。
■ 彦根城屋形船は、お堀の水位が上がっているため、欠航
■ 本日開催予定でした第106回高宮納涼花火大会は大雨の影響で7月15日に延期
7月15日(日)20:00~21:00
打上数:約3950発
場所:犬上川無賃橋付近
これだけの雨が降ると、石垣の彦根城は大丈夫?とご心配くださる方もいらっしゃると思いますが
彦根城が410年守られたひみつは、「雨水の排水」ができているからなんです
彦根城の一番の大敵、それは…敵の攻撃ではなく、実は雨水。
石垣の内部に雨水が溜まってしまうと、崩壊してしまう可能性もあります。
そこで彦根城は、排水の良い「ごぼう積み」を採用しました。
石段の脇には、岩盤をくり抜いて排水設備を整えられているので、
このような大雨が降っても410年守られ続けているのですね。
さて今夜の七夕では天の川を見るのは難しそうですが、
七夕に降る雨は、織姫と彦星が流す涙に見立てて「催涙雨(さいるいう)」または「洒涙雨(さいるいう)」と呼ばれています。彦星は、織姫に会うためが自らの牛車を洗ってい水とされているそうです。
ちょっと切ないですが、そんな雨の日の切ない気持ちを感じてみたり、
また雨降る彦根城を眺められる当ホテルでゆっくりしていただければ
いつもと違う趣を感じてリラックスしてお過ごしいただけます。